「ドッグフーディング」の由来は?iosアプリのUI改善手法にオススメ。

  • 2019年5月3日
  • 2020年5月29日
  • メモ

当たり前に、定期的にドッグフーディングできる環境があると、色々な改善案が出てきて良さそう。
強いて言えば、新規アイデアや発想って、なかなか議論しても生まれないんですよね。

ドッグフーディングの由来は「開発したドッグフードを自分たちの犬に食べさせよう」

ドッグフーディングとは、開発したサービスを開発者自身がユーザとして日常的に使うことを指します。

やり方

  • 毎日、4〜8人に声をかけ、1人1台端末を配布し、実際にアプリを触ってもらう
  • 実際にアプリを触る時間は20〜30分。その間、気になったことを列挙してもらう
  • アプリを触る時間が終了後、一人ずつ「気になったこと」を全体に発表していく
  • 得られた意見を元に、翌日のドッグフーディング会のために実装する機能などの検討を行う

問題点

  • ユーザを知らずに機能追加しがちになる
  • 開発者が繰り返し経験するのは、製品が設置されて利用可能になった後のUXになりがち
  • 製品を発見してインストールし、試用を通じて製品の価値を理解する、という製品導入に関わる一連の流れは、意識的に機会を作らないと経験することがなくなってしまう
  • 「製品に価値を感じなかった人たち」「製品の価値を理解できなかった人たち」に対しては、永遠に改善が行われないことになる
  • 自分の判断基準に照らし合わせて、対応有無を検討することになるため、自分が当事者のサービスだと、自分を過信しすぎて判断を間違ってしまうケースがある
  • 「その機能を初めて見た時」の体験を思い出せなくなっていきます

気づくこと

  • 昨日不足
  • 改善事項
  • 不具合
  • 自動デプロイ環境が必要